“夏のごちそう食堂”を開催しました。
西稜ロータリークラブのご厚意により、8月18日日曜日に夏のごちそう食堂を開催しました。
すべての料理はロータリーからの提供で、新市街でお店を出されている大野さんが数日前から準備されていたビーフシチューやスモークサーモン、エビフライなど。
慣れない厨房での料理の仕上げ。かなり暑い中、汗だくになりながらの旗立て、飲み物や氷その他の搬入。本当にお疲れ様でした。
調理に関しては役に立たないと自認している男性陣。飲み物を出したり、盛り付けられた料理を運んだり、洗い物をしたりとかいがいしく働いていらっしゃいました。
メニューは
・ビーフシチュー(4日前から仕込まれたそうです)
・エビフライ
・スモークサーモンのサラダ
・チョコレートケーキ
大きなお肉の塊!でもお箸でもホロホロと崩せる!こんなビーフシチューに大人の参加者は大喜びでした。
こども達は、ホロホロに煮込んだお肉のありがたさやスモークサーモンの美味しさはまだぴんと来ない様子で、特にビーフシチューはごはんと一緒においしくいただきつつ、お肉の塊には慣れていない様子。お手製のタルタルソースが乗ったエビフライや数種類あるジュース、ケーキの方が嬉しそうでした。立派なアスパラガスが付け合わせに乗っていましたが、食べたことがないという子どもも多くて、でも熱心に食べることを奨めて口にすると、おいしい!
こども食堂をやっていて実感するのは、大人のごちそうと子どものそれはちょっと違うということ。ここら辺は、新奇の食べ物には手を出さない(新奇恐怖症:口に入れるものはその生き物の生死を分けることもあるので)一般的な幼少期の動物の習性を子どもも持っているのだなと、妙に納得したりします。
何が食べたいかとの大野さん質問に、ピザやオムライスと答える子ども達。そう、彼らはまだまだおこちゃまの舌なのです(当たり前ですが)。これから色々な食経験を積んでごちそうも変わっていくのでしょう。
小さい時から本物の味を知ってほしいとの思いで提供された今回の食事。いい食体験になったのではないでしょうか。
友達が来るまで食事を待つという子どもたちもいましたので、今回は高齢者の方を先に、ゆっくり食事をしていただき、その後に子どもたちみんなにテーブルを囲んで食事をしてもらうというスタイルを取りました。その間、子ども達は2階で遊んでいました。
今回も少し早くきて手伝おうとしてくれる子どもたちもいたりして、ロータリーの方たちからはみんないい子だとのお言葉をいただきました。
新しい経験がたくさんの“ごちそう食堂”でしたが、みんなの夏の楽しい思い出になったのではないでしょうか。
準備に時間を割いてくだっさたロータリーの皆様、ありがとうございました。


