第46回子ども食堂、終了しました。
第46回子ども食堂(2月22日開催)、無事終了いたしました。
今回も冷え込みの厳しい一日でした。
今回は「お雛様メニュー」。酢飯を3等分し、ピンクと緑のでんぶを混ぜて白、緑、ピンクのご飯を作り、それを重ねて菱形に成型。菱餅に見立てました。他には根菜をたくさん入れたそば汁、サトイモの味噌マヨネーズ和え、いちごプリン。
かなり手間のかかるメニューで、半分時間との闘いのような厨房。
そんな時に限ってかなり早く、11時過ぎに来られる参加者さんもいたりして(通常11時半開始です)........。待っていただくことに......。
カレーの時はお代わり自由で、2杯から3杯食べる子どもたちにはご飯が足りない様子。お代わり!の声が出ましたが、今回は成型したご飯は40食分しかありません(-_-;) ごめんなさい!で、冷凍庫の中のパンを出してあげたり。そば汁はお代わり自由としたりしました。ごぼう、しいたけ、にんじんの入ったそば汁、気に入ってくれたようです。
また、ちらし寿司ならいいけど酢飯は嫌!という子どももいました。子どもは、小さい頃はすっぱいものを敬遠する傾向にあります。甘味、塩味、酸味、苦味、うま味を味の5基本味といいますが、それぞれの味は動物が生きていく上でその食物が摂取していいものか悪いものかを知らせるサインの役割をしています。すっぱいは腐敗のサインで、食経験が少ないこどもがすっぱいものを敬遠するのは当然のことだな~、と今更ながらに思いました。食経験が豊富になっていくと、酢などの有機酸が体内でエネルギーを作るサイクルに入ってくれて、知らぬ間に疲労回復をもたらしてくれる。それを、体は覚えていて、大人になるにつれて、酸っぱいに対する要求も変わっていき、食べたいものになっていく。小学生の間は、その過渡期にあるのでしょう。
それにしても、ひな祭りメニューとして頑張った身としては、来年からは普通にチラシ寿司でいいかな~と少し悲しい思い。
大人の感性と子どもは違う!ですが、どの程度違うのか。6学年の間でも違う。
これからも、食事を提供しながらで学んでいきます!
そうこうしながらも、今回も用意した食事は完売でした。
食事が終わった子供たちは、将棋その他で遊び、すっかり居場所になってくれているようです。
将棋は、70代のボランティアさんに将棋倶楽部の部長が挑戦!2回戦って、完膚なきまでにやられたようです。将棋は負けながら強くなっていくんだよ、とはボランティアさんの言でした。
今日のメニューは
・お雛様ちらし寿司
・里芋の味噌マヨネーズ和え
・そば汁
・イチゴプリン
でした。
ミモザこども食堂は、毎月2週目をカレー、4週目をお楽しみメニューにしております。
ご利用お待ちしております。
